面接で使えるストレス解消法の例文を紹介！質問される理由や回答のポイントを解説

公務員の面接でも使える！ストレス解消法の例文13選

公務員の面接でも使える、以下のストレス解消法13選の例文を紹介していきます。

• 深呼吸をする
• ごはんを食べる
• よく寝る
• 友達と会話する
• お風呂に入る
• 運動する
• 本を読む
• 映画鑑賞をする
• 料理をする
• 好きな曲を歌う
• 部屋の整理や掃除をする
• 紙に書き出す
• 緑豊かな場所を散策する

深呼吸をする

私は深呼吸をすることでストレスを発散しています。

日常生活の中で苦手な場面や疲れを感じた時に深呼吸をすると、心を落ち着けることができます。

また、作業に没頭し過ぎてしまうと、知らず知らずのうちに深く呼吸ができなくなっていることがあります。そのため、気づいたら深呼吸をしてリラックスするようにしています。

仕事においても適宜合間に休憩をはさみ、意識的に深呼吸することで、ストレスを溜めないようにしていきたいです。

深呼吸習慣化デバイス「ston s」

• 「ston s」は、エナジードリンクでも、電子タバコでもない深呼吸を習慣化することを目的としたデバイス
• 罪悪感0で瞬間リフレッシュが可能
• 充電の必要がなく、どこでも持ち運びできる

ごはんを食べる

私のストレス解消法はごはんを食べることです。

好きなものやおいしいものを食べると心が満たされ、ストレスが軽減されます。テレビやSNSから気になるお店をチェックして、週末などを利用して実際にお店に訪れてみるのも楽しいです。

ただ、栄養が偏ってしまったり、食べ過ぎてしまったりすると、逆に疲れが溜まってストレスになってしまうことがあるため、バランスも考えながら適量を食べるように気を付けています。

以前仕事で大きなプロジェクトを任された際には「成功したらここにごはんを食べに行く」と、憧れのお店での食事を自分の中でご褒美に設定しました。その目標をパワーに変えてプロジェクトを成功に導くことができました。

よく寝る

私はよく寝ることでストレスを解消しています。

ストレスに感じていた出来事も、よく寝ると頭がすっきりして一夜でリセットされることが多いです。

ただ寝るのみではなく、質の良い睡眠がとれるよう、枕やライトなどの環境にこだわるなど工夫をするようにしています。

すっきりと目覚めることで、翌朝からの仕事にも良い影響が出て、成果にも繋がりやすくなります。

友達と会話する

私は友達と会話することでストレスを解消しています。

思っていることを言葉にすると自分の頭の中が整理されやすいです。

お互いの心配事を打ち明けあうことで、共感が得られて心が安定し、ストレスが軽減されることが多いです。また、自分とは異なる視点からの意見を聞くと、今まで思いつかなかったような打開策が見出せたりします。さらに、友達と話して目標や夢を共有すると、互いに意識しあって成長に繋がることもあります。

今後の仕事においても会話することでお互いを高めあったり、ストレスを解消できるような良い人間関係を構築していきたいです。

お風呂に入る

私のストレス解消法はお風呂に入ることです。

ひとりで静かにお風呂に入りながら、考え事をせずにゆったりと頭を休めるようにするとリラックスすることができます。

また、入浴剤でアロマを楽しんだり、照明を暗くしてバスキャンドルを浮かべたりして、浴室がよりリラックスできる空間になるよう工夫をしています。

ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで睡眠の質の向上にも繋がり、翌日の仕事もはかどることが多いです。

運動する

私はランニングやウォーキングなどの運動をすることでストレスを解消しています。

身体を動かし、汗を流すと、気分が晴れてストレスが軽減される実感があります。

また、休日には子供の頃からやっていたサッカーを仲間と一緒にプレーすることも多いです。仲間とコミュニケーションを取りながら行うチームプレーは、仕事にも繋がっていると感じます。

本を読む

私は本を読むことでストレスを解消しています。

集中して本を読んでいるとその世界にどっぷりと浸かることができ、日常を忘れてストレスが軽減されます。

中でも世界観に入り込みやすい小説が好きで、そこから知見を得たり、考えの糸口を見出したり、様々なことを学べることが多いです。

また、仕事に関連する分野の本を読めば、学びを得ながらストレス解消にも繋がるため、今後も本を読んで仕事に役立てていきたいです。

映画鑑賞をする

私は映画鑑賞をしてストレスを発散しています。

映画館の大きな画面や優れた音響設備、場の雰囲気などに特別感が感じられるため、普段の生活を忘れてよりリフレッシュすることができます。

また、涙を流して感動したり、登場人物に自分を投影して共感を覚えたりすることで感情が一旦フラットになって落ち着き、ストレスが軽減される効果を感じることが多いです。

それに加えて、映画から発想のエッセンスや学びを得ることができ、日常での悩みや行き詰まりから解放されることもあります。

多くの作品に触れる中で人々の感情を敏感に捉えられるようになったため、仕事上のコミュニケーションにも活かしていきたいです。

料理をする

私のストレス解消法は料理をすることです。

休日には下ごしらえに手間がかかる料理や、煮込むのに時間がかかるような料理にあえて挑戦しています。

効率の良い手順を考えたり、作業に没頭したりしていると、無心になることができて心が休まります。また、出来上がった時には心地良い達成感を得ることができ、ストレス発散に繋がります。

より良い段取りを考える力や集中力は仕事にも活かしていけると考えます。

好きな曲を歌う

私は好きな曲を歌ってストレスを解消しています。

大きな声で好きな歌を歌うと、心が晴れやかになりスッキリとします。

カラオケなどには友人と行くのみではなく、一人で行って楽しむことも多いです。歌う時に適度に身体を動かしたりするため、それもストレス発散に繋がっています。

今後仕事でストレスを感じることがあっても、好きな歌を歌うことでうまくストレスを解消していきたいです。

部屋の整理や掃除をする

私は部屋の整理や掃除をすることでストレスを解消しています。

部屋の整理や掃除は没頭できるため、悩みや心配事も忘れて無心になり、リラックスできます。

また、整理や掃除をして部屋を整った状態に保つと、やる気が起き、頭もスッキリして良いアイデアが浮かびやすくなります。

職場環境の整理整頓も心掛け、仕事に良い影響を及ぼすようにしていきたいです。

紙に書き出す

私は紙に書き出すことでストレスを解消しています。

うれしかったことや感動したことなど、どのようなことでも感じたことは包み隠さず書き出すようにしています。

我慢せずに素直に思っていることを吐き出して文字にすることで、悩みや今抱えている気持ちの原因が明確になり、心がスッキリしてストレス解消になります。

また、紙に書き出すことで自分自身の感情を客観視できるようになり、冷静に分析したり改善方法を考えたりすることができるため、成長に繋げることができます。

入社後に困難な状況に陥り悩んだ際にも、紙に書き出すことで、落ち着いて対処していきたいです。

緑豊かな場所を散策する

私は緑豊かな場所を散策してストレスを解消しています。

週末を利用してキャンプやハイキングなど自然の中で過ごしてリフレッシュしています。遠出ができない日常の中でも近所の公園や河原など、身近な場所で緑豊かな自然を感じられる所を散策して、ストレスを軽減するようにしています。

緑豊かな場所に身を置くことで、気分が明るくなったり、頭がすっきりとして良いアイデアが浮かぶこともあります。

会社の近辺でも緑豊かな散策コースを見つけ、気分のリフレッシュやアイデア出しなど、仕事にも良い影響が出るようにしていきたいです。

就職や転職の面接時にストレス解消法を聞かれる主な理由

就職や転職の面接時にストレス解消法を聞かれる主な理由には、以下のようなものがあります。

• 物事の考え方や価値基準を理解するため
• 状況把握能力を見極めるため
• 社風や業務にマッチするか確かめるため
• ストレス耐性をチェックするため

物事の考え方や価値基準を理解するため

就職や転職の面接時にストレス解消法を聞かれる主な理由のひとつとして、物事の考え方や価値基準を理解するためということがあります。

一般的に同じメンバーや環境に置かれていても、ストレスの感じ方は人それぞれ異なるとされています。そのため、面接担当者はどのような環境や状況をストレスと感じるのかを聞いて、求職者の物事の考え方や価値基準を理解しようとしている場合が多いです。

また、もしストレスを感じた場合はどのように向き合って対処するのかを聞き、溜め込まずにうまく対処する力があるかについても知りたいという意図がある可能性があります。

例えば「友達と会話する」と回答した場合、対話を得意とする人という印象を持たれるケースが多いです。逆に「読書をする」というストレス解消法を回答した場合は、チームで対処するよりも、一人で作業に没頭することに長けている人だと評価されるケースが見受けられます。　

状況把握能力を見極めるため

就職や転職の面接時にストレス解消法を聞かれる主な理由には、状況把握能力を見極めるためということも挙げられます。

自身がどのような場面でストレスを感じ、どういった解決法をとるのが得策かを理解するためには、周囲の状況を把握して、俯瞰的な視点で考える必要があるとされています。

そのため、自分がストレスを感じていることを自覚して、そのストレスの原因と冷静に向き合えていなければ、適切な回答はできない可能性が高いです。

また、面接官は応募者が企業の一員となった際に、ストレスのかかるシーンでも状況を把握して客観的な目線を持ち、対処できるかを見極めるために質問しているケースが考えられます。

例えば、業務上のアクシデントが発生した際に、すぐに直情的な行動をとるのではなく、冷静にアクシデントの要因を調査し、対策を講じることが求められることが多いです。

社風や業務にマッチするか確かめるため

社風や業務にマッチするか確かめるためということも、就職や転職の面接時にストレス解消法を聞かれる主な理由のひとつです。

一般的にその企業の社風や担当する業務によって働く環境は大きく変わる可能性があります。入社した企業の社風や業務が自身の適性と不向きな場合は、ストレスを抱きやすく、仕事の効率に悪影響を及ぼしたり、退職に繋がってしまったりする可能性が高いです。

例えば、人見知りで初めて会った人と話をすることにストレスを感じる人は、新規開拓の営業や窓口対応などの業務にはマッチしていないと判断されやすいです。

また、規則を重視し、業務の迅速な対応は二の次と考える社風の企業では、規則よりも迅速な対応を大事にする人は居心地の悪さを感じてストレスを抱えるケースも見られます。

このような社風や業務に対する適正は、単純に部署を異動するのみでは解決できない場合も多いです。そのため、面接官は自社にマッチする人材かどうかという意味合いで問いかけていることを意識しておくと良いでしょう。

ストレス耐性をチェックするため

就職や転職の面接時にストレス解消法を聞かれる主な理由のひとつに、ストレス耐性をチェックするためということがあります。

一般的に、業務を進行する上で、周囲との人間関係を作り上げることは重要だとされることが多いです。しかし、ストレス耐性が低いと人間関係でストレスを感じやすく、職場や取引先との円満な関係がうまく築き上げられない場合があります。

周囲と良い人間関係を作り上げられないと、業務や会社の利益にも影響が出る可能性が高いため、採用担当者は面接時にストレスに対する忍耐力をチェックしていると言えます。

また、ストレス耐性が低い場合、メンタルヘルスにも影響が出てしまう可能性が高いです。そのため、企業はなるべく入社直後にストレスに屈して休職されたり退職されたりすることを避け、長期に活躍してくれる人材に入社してもらいたいと考えやすいです。

ストレス解消法の回答を作る際のポイント

ストレス解消法の回答を作る際のポイントには以下のような点があると言えます。

• 普段どのような場面でストレスを感じているか振り返る
• ストレスを感じた過去の出来事を整理する

普段どのような場面でストレスを感じているか振り返る

ストレス解消法の回答を作る際のポイントとして、普段どのような場面でストレスを感じているか振り返るということが挙げられます。

自分がどのような場面でストレスを感じるのか振り返ることで、普段行っているストレスの解消方法も思い出しやすくなることが期待できます。

また、過去を思い出して自分の考え方や行動を分析することで、より現実味や説得力がある回答に繋がる可能性が高いです。

ちなみに、ストレスを感じる場面を自分の言葉にして伝えることができると、面接担当者に自己を冷静に客観視できている人だと印象付けられる見込みがあります。そのため 、じっくりと念入りに分析をすると良いでしょう。

ストレスを感じた過去の出来事を整理する

ストレスを感じた過去の出来事を整理することも、ストレス解消法の回答を作る際のポイントです。

ストレス解消法について詳細な出来事を添えて説明されるとより納得感が強くなる可能性があります。

いくつかの出来事を思い出す際は、紙に書き出すと頭が整理しやすいです。

また、ストレス解消法の回答を作るために、実際は起こっていない出来事をでっち上げる必要はないでしょう。リアリティのない回答は、信頼を損ないかねないため注意すべきと言えます。

面接でストレス解消法を答える際のポイント

面接でストレス解消法を答える際のポイントには、主に以下のような点が挙げられます。

• 結論ファーストで話す
• 具体的なエピソードを交えて話す
• ストレスを回避する方法も話す
• 就職後でも可能な解消法にする
• ストレスが解消される根拠も用意する

結論ファーストで話す

面接でストレス解消法を答える際のポイントは、まず結論ファーストで話すことが挙げられます。

結論から話すことで、面接担当者に伝えたいことを明確にできる可能性が高いです。

結論ファーストで話すことに慣れていない人は例えば、以下のような順で回答することを意識すると良いでしょう。

• 結論
• 理由
• 具体例
• 結論

上記のような順で回答することで筋道を立てて話しやすくなり、結果的に面接担当者に論理的な思考を持った人と感じてもらえる見込みがあります。　

具体的なエピソードを交えて話す

具体的なエピソードを交えて話すことも面接でストレス解消法を答える際のポイントと言えます。

どのタイミングでストレスを感じ、いかにしてそのストレスに対処したのか具体的なエピソードを交えて話すと、採用担当者がその時の状況を想像しやすくなることが期待できます。

注意点として、ストレスを解消してうまく状況を好転させ、教訓などが得られたエピソードを話すとより良いでしょう。そうすることで、面接官に対して仕事で追い詰められた状況でも切り抜けられる対応力のある人間だと感じてもらえる可能性が高いです。

ストレスを回避する方法も話す

面接でストレス解消法を答える際のポイントには、ストレスを回避する方法も話すということも挙げられます。

問題が発生するのを未然に防ぐために自らアクションを起こせるかどうかは、業務上も大切な姿勢と言えます。

そのため、ストレスを回避する方法も併せて話すことで、回答の説得力が高まり、ストレスに対応する力がある人材だと面接官に認識してもらえる可能性が高いです。

就職後でも可能な解消法にする

就職後でも可能な解消法にすることも面接でストレス解消法を答える際のポイントと言えます。

一般的に、採用担当者は企業に就職した後にも、応募者が同様にストレスに対処できるのかを大事に考えていることが多いです。そのため、仕事をしながらでも実践できるストレス解消法について話せると、採用担当者の意図を汲み取った回答になる可能性が高いです。

例えば「本を読む」「料理をする」など就業後も負担なく本当に実行できるストレス解消法を伝えると良いでしょう。

また、これからチャレンジしてみたいことをストレス解消法として話す際には、本当に実践できるか、継続していける方法かを配慮する必要があると言えます。

ストレスが解消される根拠も用意する

ストレスが解消される根拠も用意することも面接でストレス解消法を答える際のポイントのひとつに挙げられます。

応募者がストレスが解消される根拠も併せて説明できると、はっきりとした理由を説明せずに話すより、採用担当者への納得感が増す可能性が高いです。加えて、根拠が明確になっていると、そのストレス解消法が効果的なものであるということを印象付けられると言えます。

例えば「お風呂に入る」ことがストレス解消法だった場合、「心身の疲れが取れてリラックスできる」「寝る前にぬるめのお湯につかることで睡眠の質が向上する」などの具体的な根拠を添えると話の信頼度が増す見込みがあります。

面接でストレス解消法を答える際の注意点

面接でストレス解消法を答える際の注意点として、主に以下の点が挙げられます。

• 「ストレス解消法はありません」という回答は避ける
• 節度あるエピソードを話す
• 主体性のない回答は避ける

「ストレス解消法はありません」という回答は避ける

面接でストレス解消法を答える際に、「ストレス解消法はありません」という回答は避けた方が良いとされています。

「ストレス解消法はありません」といった回答をすると、実際にストレスに直面した際の対処法を持ち合わせていないと見なされ、採用担当者の懸念材料となる可能性が高いです。

また解消法がないということは、応募者はストレスのかかる状況に持ち堪えることができない可能性があると面接官に判断されてしまうことも考えられます。

ちなみに、「ストレスに強く、普段からイライラしない」という回答も自身を分析できていない、思考を放棄していると面接官に捉えられる可能性もあるため注意が必要です。

節度あるエピソードを話す

節度あるエピソードを話すということも、面接でストレス解消法を答える際の注意点のひとつと言えます。

節度のないエピソードを話してしまうと、採用担当者に倫理観や社会人としての常識が欠ける人物だと思われてしまう可能性があります。

例えば、記憶を失うほどお酒を飲んだ時にストレス発散できたというエピソードを話した場合、面接官は社会人としての常識から逸脱した危険な人物だと感じる場合も考えられます。

主体性のない回答は避ける

面接でストレス解消法を答える際には、主体性のない回答は避けるということも注意すべきだとされています。

ストレスの原因や解決方法を分析して対処するのではなく、ただ気分転換の仕方のみを回答をすると問題解決能力がない、仕事に対して真摯に取り組まない人間だと判断される可能性が高いです。

そのため、ストレス発散の方法に加えて、ストレスの原因を解決するために自ら主体的に考えてアクションに移したことを回答すると良いと言えます。

面接時に言うべきでないストレス解消法の回答

面接時に言うべきでないストレス解消法の回答には以下のようなものがあると言えます。

• 散財と思われるような買い物
• ソーシャルメディアへの愚痴の投稿
• 飲酒

散財と思われるような買い物

散財と思われるような買い物は、面接時に言うべきでないストレス解消法の回答のひとつです。

散財と思われるような買い物でストレスを解消していると伝えると、面接官に浪費癖のある人や、自己コントロールができない人物だという印象を持たれる可能性が高いです。

例えばブランド品などの高額な品物を購入してストレスを解消したと面接時に話してしまうと、面接官に良識を欠く人物だというネガティブな印象を持たれることがあります。

また、競馬やスロットなどのギャンブルも散財のイメージがあり、面接の場で伝えるストレス解消法としては適していないと言えるため注意が必要でしょう。

ソーシャルメディアへの愚痴の投稿

ソーシャルメディアへの愚痴の投稿も、面接時に言うべきでないストレス解消法の回答と言えます。

面接時にソーシャルメディアに愚痴を投稿してストレスを解消したと話すと、ソーシャルメディア上で会社への不満を拡散されるリスクがある人物だと思われる場合があります。

また、企業側は愚痴の投稿と同時に、社外秘の情報をソーシャルメディアを通じて世に広められてしまい、自社のリスクとなることを懸念している可能性が高いです。

そのため、ソーシャルメディアに関する言及は避け、別のストレス解消法を伝えるようにすると良いでしょう。

飲酒

面接時に言うべきでないストレス解消法の回答のひとつに、飲酒も挙げられます。

一般的に、アルコールを大量に摂取すると身体に不調をきたす場合があるため、ストレス解消法としてはあまり良い印象を持たれない場合が多いです。

そのため、飲酒をストレス解消法として話すと、面接官にお酒による体調不良で仕事に支障を及ぼすリスクがある人物として、マイナスのイメージを抱かれるケースもあります。

面接でストレス解消法を質問された時のよくある質問

面接時にストレス解消法としてゲームと答えても大丈夫ですか？

面接においてストレス解消法として、ゲームと答えても問題ないとされています。

遊びの要素が強いイメージを持たれる可能性もありますが、ゲームのどのような点がストレス解消に繋がるのか明確な根拠を話せるとマイナスのイメージを持たれにくいです。　

面接でストレス耐性について聞かれたらどう答えますか？

ストレスを感じた場合でも、原因を分析して自分で対処できる旨を伝えると良いと言えます。

ストレスを感じても状況を好転させようと、自ら考えてアクションを起こせる人かどうかを見極めるため、採用担当者はストレス耐性について聞くことが多いです。

ストレスを感じた場合でも原因を分析して自分で対処できる旨を伝えることで、仕事上困難な場面に遭遇しても対処できる人だと、良い印象を持ってもらえる可能性があります。

面接で「ストレスを感じる時」を聞かれたらどう答えますか？

面接で「ストレスを感じる時」を聞かれた場合、以下のような点を踏まえて答えると良いでしょう

• ストレス耐性があることを印象付ける
• ストレスを感じた場合の対応策を答える
• ストレスを乗り切った際の具体的な経験談をする
• ストレスの原因を人のせいにしない

採用担当者は仕事で困難な場面に遭遇しても耐えられるかどうかを見ている場合があります。そのため、困難な状況でも乗り越えられるストレス耐性を持ち合わせていることを印象付けると、面接時に好感を持たれやすいです。

また、どういったことでストレスを感じるのかを分析し、どのように対応しているのかを伝えることで、ストレスに対して適当に臨めていると判断してもらえる可能性が高いです。

さらに具体的な経験談を添えると、採用担当者は想像を膨らませやすく、納得感が湧きやすいです。

しかし、ストレスの原因を人のせいにしてしまうと悪口や批判のように聞こえるケースがあります。加えて、問題を人のせいにして相手を攻撃する人は、仕事においてもチームの連携を乱す危険があると捉えられる傾向があるため注意が必要です。

ストレス解消法の回答で与える可能性があるマイナス印象はどのようなものですか？

ストレス解消法の回答で与える可能性があるマイナス印象は、以下のようなものが挙げられます。

• ストレスを自分で溜め込んでしまう
• ストレスのきっかけを分析できていない
• 頻繁にストレスを感じる
• ストレスに気付かない

ストレスを溜め込みがちな人は、心身に支障をきたす危険があると懸念される場合があります。

同様に、ストレスを感じたということのみを述べられても、そのきっかけとしてどのようなことがあるのかがわからないと説得力に欠けると言えます。また、ストレスを感じた具体的な理由をわかっていないと自己分析力がない人物だと判断される可能性が高いです。

よくストレスを感じがちと答えるのも、就業後にもストレスを感じて長期で働くことが困難だとマイナスのイメージを与えてしまう可能性があります。

逆に「ストレスを感じたことはない」と答えるのはストレスに気付いておらず、面接官に鈍感な人と思われたり、考えることを放棄していると思われたりする場合が多いです。

面接でストレス耐性をアピールするにはどのような方法がありますか？

面接でストレス耐性をアピールするには、以下のような方法があると言えます。

• 心を落ち着かせた状態で話す
• 趣味などのプライベートな質問にも丁寧に答える
• 長く継続したことを前面に押し出す

面接において緊張していることが伝わるような態度や話し方をすると、人前で話す状況でストレスを感じやすいと受け止められる場合があります。そのため、心を落ち着かせて普段と同じような状態を心がけて話すことでストレス耐性があると感じてもらえる見込みがあります。

また、趣味などの質問にも丁寧に答えて、息抜きができていることや日々が充実していることを話せると、ストレスをうまく解消できる人と印象づけられる可能性が高いです。

他にも、何かを長く続けた経験は、苦しい状況に直面しても投げ出さずに継続したというアピールになるケースがあります。


【監修者プロフィール】

江東こころのクリニック院長　

谷本　幸多朗医師

九州大学医学部卒業後、帯広第一病院にて救急医療や外科及び内科の研修を経験する。
2013年より久喜すずのき病院にて精神科急性期医療を後期研修し精神保健指定医となる。
2018年より江東区にて一般メンタルクリニックに加えて認知症デイケアを併設した物忘れ外来も行う精神科クリニックである江東こころのクリニックを開業し、現在に至る。

▼主な経験

・精神保健指定医の経験あり

・製薬会社主催の各講演会や地域の医療職対象の勉強会において講演や座長の経験多数あり